クールアース・デー創設を
サミット開幕の7月7日 温暖化対策 啓発の日
首相「結構な提案、すぐに採用」
6月9日、公明党青年局で進めてきたクールアース・デー創設を求める署名を太田代表を先頭に青年局で福田首相に届けました。東京都本部青年局長として同席させて頂きました。
以下は、6月10付公明新聞より転載しました。
公明党の太田昭宏代表と谷合正明青年局長(参院議員)らは9日、国会内で福田康夫首相に対し、クールアース・デー(地球温暖化対策の日)の創設を求める6万8433人の署名簿を手渡し、実現を要望した。谷口和史(衆院議員)、鰐淵洋子(参院議員)の両青年局次長、谷村孝彦、遠藤守の両都議のほか、青年党員の代表が同席した。
この中で、谷合局長は、公明党青年局が政党の中で唯一の青年政策集「ユースポリシー2008」を策定したことを紹介し、「若い人たちの間で環境に対する関心が高まっている」と指摘。そして、北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の開催初日となる7月7日を「みんなで地球温暖化対策を考える日」とする「クールアース・デー」を創設するよう要請した。
さらに、谷合局長は、全国のライトアップ施設や各家庭で短時間でも明かりを消す「ライトダウン(一斉消灯)運動」に言及。100万世帯が2時間ライトダウンした場合、約200トンの二酸化炭素が削減できることを説明し、「7月7日に、首相官邸や国会議事堂などの象徴的な施設でライトダウンし、国民運動として展開していくべきだ」と訴えた。
そのほか、要望では、温室効果ガス排出量を6%削減するための「チーム・マイナス6%」などの国民参加型運動や、省エネ商品の購入時に特典がもらえるエコポイント制度の普及を要請。また、商品購入額の一部が温室効果ガス削減事業に充てられるカーボンオフセット(温室効果ガスの相殺)の信用性を高めるよう求めた。
福田首相は、クールアース・デーの創設について「大変結構な提案。すぐに採用させていただきたい」と答えた上で、ライトダウン運動について「相当な二酸化炭素が削減できる」と前向きに取り組む考えを表明。また、公明党青年局の署名運動に対し「若い人が一生懸命頑張ってくれて、ありがたい。大変、重い署名。ムダにしないよう、すぐに取り組む」と答えた。