東京しごとセンター多摩がオープン
「親切・丁寧・最後まで」をモットーに同じカウンセラーが一貫して対応
「東京しごとセンター多摩」(岡村さちえ所長)が8月1日、東京都国分寺市にオープンし、多摩地域を中心とする就職活動の支援をスタートさせました。
7月26日に開所式が行われ、都議会公明党の石井義修議員団顧問、中島義雄幹事長等と出席し岡村所長の案内で場内を視察しました。
「東京しごとセンター多摩」は、千代田区飯田橋の東京しごとセンター(2004年7月開設)に続くもので、JR国分寺駅南口から徒歩5分の所にある都労働相談情報センター国分寺事務所の2階に開設し、(財)東京しごと財団が都の指定管理者として運営します。
若年者から高年齢者までの幅広い年齢層に対して、「親切・丁寧・最後まで」をモットーに、就職のための各種支援を1カ所で提供するワンストップサービスセンター。場内には総合案内のほか、8つのブースからなるキャリアカウンセリング・コーナー、パソコンで職業適性診断などができる就職情報コーナーが設置されています。
開所式で同財団の塩見清仁事務局長は、飯田橋の東京しごとセンターが開設以来、今年3月までに5万人を超す利用者があり、そのうち2万人が就職していることを紹介。その上で、“東京しごとセンター方式”と呼ばれるマンツーマンのカウンセリングについて、「職務履歴の“棚卸し(再確認)”や自己分析をした上で、ハローワークや民間の求人情報を利用しながら、適性に合ったきめ細かな職業紹介を行う」と説明しました。
同センター多摩では、民間の就職支援会社のアドバイザーがカウンセリングを担い、一人の利用者に最後まで、同じカウンセラーが一貫して対応します。また、フリーターや女性、団塊の世代など、それぞれの対象に即した再就職支援セミナーや合同就職面接会なども行っていきます。
谷村たかひこ都議は、これまで一貫して、都民の就職支援の強化に取り組んできました。キャリアカウンセラーの導入や、民間事業者の活用、ハローワークからの求人情報の提供など、具体的に提案しながら、都の就職支援事業をリード。また、昨年9月の定例会の代表質問では、同センターについて「近い将来、ぜひとも多摩(地域)にも設置すべき」と強く主張しました。
特に、26市3町1村の多摩地域には、ハローワークが6カ所あり、多くの大学や企業が集積していることから、市町村やハローワーク、大学や専門学校、商工会や企業などとの連携が重要な課題になることも指摘しています。
谷村たかひこ都議が主張してきた施策が、また一つ実現しました。これからは「東京しごとセンター多摩」が、一人でも多くの人たちに活用してもらえるように取り組んでまいります。