環境建設委員会視察④

知床自然センター

知床自然センター

5月22日、平成17年7月に、世界自然遺産に登録された知床にある「知床自然センター」を訪問いたしました。「知床自然センター」は、知床における自然保護の中心的役割を担う施設であります。
ここ知床は、世界自然遺産に登録されてから2年が経過しており、また、本年2月には、登録時に指摘された課題について、ユネスコの再評価調査を受けたばかりであります。
世界自然遺産に登録されるまで取組や登録後の課題、また、再評価調査について、ご説明を受け、また、登録にいたるまでの関係省庁との苦労話、地元漁業との関係やユネスコの再調査様子など、貴重なお話を聞かせていただくことが出来ました。
また、「知床自然センター」の後は、ウトロ港より船に乗船し、地元ネイチャーガイドの方によるご説明を受けながら、ヒグマやシカ、オジロワシの生息状況など、知床の自然環境を視察しました。
東京都においても小笠原諸島の世界自然遺産登録に向け、動き出しているところあり、その実現に向け大変参考になるものでありました。